「少し同情する」 セルティックOB、4戦ノーゴールの前田大然に言及「2試合不発だとダメなヤツと叩かれる」

セルティックの日本代表FW前田大然【写真:Getty Images】
セルティックの日本代表FW前田大然【写真:Getty Images】

元プレミア得点王で、セルティックOBのサットン氏が前田大然に同情

 スコットランド1部セルティックの日本代表FW前田大然は、加入後3試合で2得点を挙げたが、直近4試合はノーゴールとなっている。クラブOBの元イングランド代表FWクリス・サットン氏は「マエダには少し同情する」とセルティックでプレーすることの難しさについて触れている。地元紙「デイリー・レコルド」が伝えた。

 前田は昨年末、MF井手口陽介、DF旗手怜央とともにセルティックへ移籍。デビュー戦となったリーグ第21節ハイバーニアン戦(2-0)の開始4分でいきなり初得点を挙げ、3戦目の第25節マザーウェル戦(4-0)でもゴールと好調なスタートを切った。

 しかし、その後は4試合ノーゴールで、リーグ戦8ゴールを記録しているFW古橋亨梧が不在なかで、プレッシャーは大きくなっている。元プレミアリーグ得点王で、セルティックでもリーグ優勝4回を経験している元イングランド代表FWサットン氏は、「マエダには少し同情する」と日本人ストライカーについて見解を述べている。

「グラスゴーでプレーするのがどういうものかは私も分かっている。不発の試合が2つ続けばダメなヤツとして叩かれてしまう。彼がスコットランドのサッカーに順応するのは大変だった。スピードで抜け出すのを持ち味とするタイプなら、エリア前を10人で固める相手と戦うのは容易ではない。彼の動きは好きだし、いいポジションに入ってくれる」

 3月6日のリーグ第30節リビングストン戦で5試合ぶりのゴールを挙げ、再び勢いに乗れるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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