マンU元監督のモイーズ氏が監督復帰に意欲!? 「私は最高の状態」

名誉挽回に意欲「相応しいクラブが現れるだろう」

 

 モイーズ氏は言う。

「私はすごく野心的だ。野心的なフットボールクラブ(への挑戦)でなければ、私はエバートンを離れなかった。マンチェスター・ユナイテッドは私にチャンスを与えてくれた。うまく具現化できなかったが、私が次に加わるクラブではチームを作るチャンスを手にできることを望む。それが私の得意とするところだからだ。そして、私の得意とする部分は有望な若手を発掘すること。若手だけではない、選手全般だ」

 エバートン時代は少ない予算ながらプレミアリーグ上位進出に導き、2005-06シーズンに欧州CLに参加させるなど、その手腕は高く評価された。そして今、同氏はマンチェスターUでの短期政権で傷つけてしまった自身の評判を回復させるために、意欲を燃やしているようだ。

「色々な人間がこの仕事に興味はないかと聞いてくる。だが、そのクラブは単純に自分にとって正しい仕事とは思えなかった。そのうち引き受けるに相応しいクラブが現れるだろう。自分が現場復帰への準備が整っているのかを確認するのに少し時間が必要だった。今、私は復帰するには最高の状態だ」

 今季開幕前にはトルコ強豪ガラタサライの監督候補に挙がるなど、モイーズ氏の現場復帰の機運は高まっている。名誉挽回への執念の火は消えていない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

 

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