英紙がファン・ハール監督の「通知表」を“公表” 人心掌握に優れるも哲学は理解困難!?

 

英メディアが就任3か月のファン・ハール監督に下した評価は?

 

 ルイス・ファン・ハール氏のマンチェスター・ユナイテッド監督就任から3か月が経過し、英高級紙ガーディアンがトレーニングなど5項目の採点を行っている。「頑張りましょう――ルイス・ファン・ハールのマンチェスター・ユナイテッドの通知表」という見出しで特集された記事で、指揮官はどうにか平均点をクリアしている。

 今季リーグ戦はここまで3勝2分2敗の4位。一方、リーグカップ初戦では3部MKドンズに0-4で惨敗し、敗退した。

 その新指揮官について「トレーニング」の項目は「B-」と平均点をやや上回る評価。寸評では「モイーズ前監督ほどファン・ハールは練習で選手にそこまで鞭をうたない」と前任者との練習スタイルの違いを指摘。監督就任後、ビデオシステムの設置など練習場に300万ポンドの投資を行ったという。2部練習も導入し、10対8や5対4など数的不利、優位の状況下での実戦形式の練習を取り入れるなど、戦術家らしい一面も紹介している。

 10選手の怪我人を出しているが、大半が練習中に負傷したことにも触れており、オランダ人指揮官はこの問題に当惑しながらも解決策を見いだしている様子も伝えている。

 チーム宿舎という項目では「B」と及第点の評価となった。指揮官はチームが試合前日に宿泊するロウリー・ホテルでは時間厳守で礼儀作法などを重んじているという。選手が試合について自発的に発言できる雰囲気も作り上げており、選手やスタッフにフットボールと直接関連性のないテーマについて議論させる場を設けるなど、自己啓発的な手法を採用しているという。

 クラブの若手スタッフに無関心だったモイーズ前監督とは対照的で、宿舎の親密な雰囲気がファルカオやディマリアら新加入選手がチームに溶け込む手助けになっている点も指摘している。

「試合当日」という項目は「C+」と平均点。試合前のウォームアップではモイーズ前監督やアレックス・ファーガソン元監督と異なるアプローチを選んでいるという。スタッフと談笑せずにウォーミングアップに最初から最後まで目を光らせているというのだ。選手が100%集中しているかどうかを確認するためとされている。

 練習はフリーキック、コーナーキックなどセットプレーの確認に終始。2人の前任者とは異なり試合中も物静かで、90分間ベンチから離れることはほとんどないという。記事では、公式戦8試合でベンチを離れたのは今月5日のエバートン戦後半28分のファルカオ投入時にテクニカルエリアで指示を出した時のみと紹介されている。

 

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