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脱税で有罪判決のメッシをリーガ会長が擁護 「彼を犯罪者とは見なしていない」
テバス会長がピッチ外での名手たちの金銭トラブルを“スルー”
リーガ・エスパニョーラのハビエル・テバス会長が、約5億円の脱税事件で禁錮21カ月の有罪判決を受けたバルセロナFWリオネル・メッシについて、「犯罪者と見なさない」と許容する意向を明らかにしている。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。
メッシは2007年から09年の脱税事件で有罪を宣告されるなど、多難なオフを過ごしている。テバス会長は「メッシについて私は常々話しているが、彼を犯罪者とは見なしていない。彼がリーガでのプレーを続けてくれるなら嬉しいことだ」と語った。有罪判決にも、バルセロナはメッシ擁護キャンペーンを展開し物議を醸しているが、レアルサポーターを自任するリーガの会長も擁護キャンペーンの旗頭と化している。
バルセロナのブラジル代表FWネイマールはパリ・サンジェルマン移籍を断り、契約を更新した。「いくつかの過ちも起きたが、重要なことはリーガでのプレーを継続してくれること。我々は世界最高のリーグ、選手、クラブ、レジェンド、協会、そして観衆もいるんだ」とテバス会長は語った。
ネイマールもブラジルでの脱税問題で出廷するなど、バルサのスターコンビはピッチ外で金銭トラブルを起こしているが、テバス会長はリーガの魅力を高める名手だけにスルーする方針のようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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