低迷サンプドリア、元伊代表アタッカー獲得プランが浮上 2019年のACL制覇も経験
残留争いの救世主としてジョビンコをフリーで獲得模索か
日本代表DF吉田麻也が所属するイタリア・セリエAのサンプドリアは、残留争いに巻き込まれる苦しいシーズンを送っているが、状況を変える切り札としてアジアで活躍したストライカーの獲得を模索しているという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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サンプドリアは24試合を消化して勝ち点23の16位。降格圏の最上位になる18位ヴェネチアは23試合で勝ち点18だけに、その1試合未消化の差が勝利で終われば勝ち点2差に詰まってしまう状況で、残留争いに巻き込まれている。
サンプドリアは先月にマルコ・ジャンパオロ監督への交代も決断したが、冬の移籍市場が閉じたなかで昨年夏にサウジアラビアのアル・ヒラルとの契約が満了した元イタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコをフリートランスファーで獲得するプランが浮上しているという。
ジョビンコはアル・ヒラルの一員としてAFCチャンピオンズリーグ(ACL)などでも活躍。2019年大会の決勝では浦和レッズと対戦し、元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスや、ペルー代表MFアンドレ・カリージョと前線の強力外国人トリオを結成し、優勝に導いていた。
かつてはパルマや名門ユベントスで活躍したジョビンコは、イタリアに復帰するならアメリカMLSのトロントへ移籍した2015年冬の移籍市場以来のこと。米国やアジアを経たかつての神童は、サンプドリアの残留争いで救世主になることができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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