セネガルがエジプトを下して初優勝、サラーとマネの姿に海外注目

　アフリカネーションズカップ決勝が現地時間2月6日に行われ、セネガルがエジプトをPK戦（0-0／PK4-2）で下し、初優勝を飾った。試合後、ともにリバプールに所属するセネガル代表FWサディオ・マネとエジプト代表FWモハメド・サラーが健闘を称え合うシーンに注目が集まった。

　過去7度の優勝実績を持つエジプトと前回大会準優勝で悲願のタイトル獲得を目指す両国の一戦は互いに一歩も譲らない接戦となった。セネガルは前半早々にPKを獲得するも、マネがこれを失敗。その後、両チームともネットを揺らす機会がないまま延長戦へ突入するも、120分間でも決着はつかなかった。

　勝負の行方はPK戦へ。するとエジプトは2人目のDFモハメド・アブデルモネイム、4人目のMFモハナド・ラシーンが失敗。セネガルも3人目のDFブナ・サールが決められなかったが、5人目で登場したマネが成功させ、PKスコア4-2で決着となった。16度目の出場で初優勝となった。

　リバプールではチームメイトとしてプレーするマネとサラーの対決としても注目が集まったこの決勝戦。終了後には2人が互いの健闘を称え合い、肩を抱き合うシーンも。衛星放送「ビーイン・スポーツ」のツイッターはハイライト動画を公開し、「リバプールのチームメイトの感動的な瞬間」と伝えれば、英紙「ザ・サン」も「心温まる瞬間」「マネがサラーを励ましていた」と2人の絆にスポットを当てた。