2月10日に8位ウォルバーハンプトン戦、勝利すれば4位浮上の可能性も

　イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は負傷離脱しているなか、英メディア「フットボール・ロンドン」は日本人DFの復帰について「もうすぐ明らかになる」と報道。またトップ4返り咲きが目前に迫るなか、「夢のシナリオへ近づく」と伝えた。

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　冨安は現地時間1月20日に行われたリーグカップ準決勝第2戦のリバプール戦（0-2）にフル出場したものの、23日のバーンリー戦（0-0）はメンバー外。右足ふくらはぎを負傷し、日本代表への招集も辞退するなど戦線から一時離脱している。

「フットボール・ロンドン」は「ミケル・アルテタ、アーセナルでの夢のシナリオへ近づく」と報道。現在リーグ6位につけるアーセナルは、現地時間2月10日の次節で8位ウォルバーハンプトンと対戦する。

　インターナショナルマッチウィークの間、温暖なドバイで合宿を行ってコンディションの維持に務めたアーセナル。4位マンチェスター・ユナイテッドが勝ち点38、5位ウェストハムが同37、6位アーセナルが同36で続くなか、アーセナルは次節勝利すれば4位浮上の可能性もある。「同じトップ4のライバル、ウルブズとのプレミア再開戦を前に、その祈りが叶うまであと一歩のところまで来ている」と、トップ4返り咲きに触れている。

　また離脱中の冨安について、「冨安にリスクを負わせたことが裏目に出た」と指摘。アルテタ監督は先日、「数週間の離脱」とコメントし、その時から約2週間が経過した。

　冨安がドバイ合宿に不参加だった点について「まだ復帰の準備が整っていないことを示す手がかりなのかもしれない。セドリック（・ソアレス）やベン・ホワイトが右サイドバックを務めることができるため、ウルブズ戦はそれほど問題にはならないだろう。そして、冨安がいつトレーニングに戻れるかはすぐに明らかになるはずだ」と記している。

　1月は公式戦5試合で2分3敗と未勝利のアーセナル。次節に勝ち点3を積み重ね、トップ4に浮上することができるだろうか。