旗手怜央に高まる期待、セルティック監督がファンへ太鼓判「彼はもっともっとできる」
ポステコグルー監督が今後のフル出場に言及「フィットネスが向上していくのは自然」
スコットランド1部セルティックの日本代表DF旗手怜央は、2月2日に行われたホームでのレンジャーズ戦で2ゴール1アシストと、チームの全得点に絡む活躍を見せ、3-0の勝利の立役者となった。加入直後から大活躍の旗手について、アンジェ・ポステコグルー監督は、セルティックのファンが旗手の能力をすべて見たわけではないことを示唆している。セルティック専門サイト「67 HAIL HAIL」が報じた。
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セルティックに加入後、リーグ戦で4試合連続出場をしている旗手は目覚ましい活躍を続けている。デビュー戦となった21節のハイバーニアン戦(2-0)でマン・オブ・ザ・マッチに選出されると、続く22節のハート戦(2-1)では移籍後初ゴールを記録。そして、24節のオールドファームでは3ゴールに絡んだ。
背番号41を背負う旗手は、早くもセルティックファンの支持を集めているが、ポステコグルー監督は、まだ万全な状態の旗手を見ていないと強調した。
「そうだ。彼は、もっともっとできる。日本のシーズンは、12月の早い時期に終わった。彼は練習に合流した時、オフを過ごしていた。その状態で私たちは、彼をゲームに送り出したんだ。今後、彼のフィットネスが向上していくのは、自然のことだ。彼は試合終了まで力強いプレーを見せるが、その姿を人々はまだ見ていないんだ。彼はとても上手く適応しているが、それは私たちの環境の良さを示している」
実際、旗手のプレー時間を見ると、初ゴールを挙げたハーツ戦で後半アディショナルタイムまでプレーした以外は、ハイバーニアン戦は後半29分、ダンディー・ユナイテッド戦(1-0)は後半23分、レンジャーズ戦は後半27分と、試合の終盤を迎える前にベンチへ退いている。これもオフ期間にセルティックへ合流したポステコグルー監督の配慮だったのだろう。
ポステコグルー監督のコメントを受け、記事では「これはエキサイティングだ。もし旗手が90分間戦える鉄人という評価を与えられるのであれば、これからくる数週間、さらに数か月でどんなインパクトをセルティックに与えてくれるか、想像できるだろうか? 彼はすでに45分間で相手を解体している。それなのにフル出場できるとすれば、披露した相手に対し、毎試合どんな活躍を成し遂げるのだろう」と期待を膨らませている。
プレミアリーグで活躍する選手たちも、旗手の活躍ぶりに反応しており、すでにスコットランドだけでなく、イングランドでも話題となっている。ポステコグルー監督の言葉が現実となれば、旗手に対する評価はさらに高まりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)