「最も危険な日本人」 サウジ戦の日本代表15選手&監督を海外メディア採点 最高評価1人、最低評価1人

サウジアラビア戦に出場した選手たちの評価に注目【写真:Getty Images】
サウジアラビア戦に出場した選手たちの評価に注目【写真:Getty Images】

「日本代表がワールドカップ出場に王手」と海外メディア注目

 森保一監督率いる日本代表は、2月1日にホームで行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第8節サウジアラビア戦で2-0と勝利した。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、サウジアラビア戦に出場した日本代表15選手&監督の採点を公開。最高評価1人、最低評価1人となった。

 昨年10月7日のアウェー戦でサウジアラビアに0-1と敗れた日本だったが、リベンジマッチではMF伊東純也(ヘンク)のアシストからMF南野拓実(リバプール)が最終予選初ゴールを決めると、後半には伊東が見事なボレーから最終予選4試合連続ゴールを叩き込み、2-0で逃げ切った。

「グローボ・エスポルチ」は「日本代表がサウジアラビアを下し、ワールドカップ出場に王手」と報道。「10月のオーストラリア戦で森保監督が初めて採用した4-3-3は、遠藤―田中―守田という守備的MFトリオを軸にした標準的なシステムである。それ以来、日本は『結果の出るサッカー』をしてきた。まず相手を無効化し、それから勝利を目指す」と森保ジャパンのスタイルを伝えている。
 
 また、サウジアラビア戦に出場した15選手に評価を与え、最高評価の「8.0」を受けたのは1ゴール1アシストの伊東だ。ベストプレーヤーに認定され、「最初から最も危険な日本人選手だった。2-0になるまで、日本の得点チャンスにすべて関与し、アシストと素晴らしいゴールだった」と絶賛された。

 一方、最低評価の「5.5」は途中出場したFW浅野拓磨(ボーフム)だ。「15分ほどプレーし、ゴール前で大チャンスを得たが、わずかに外れた」と、華麗な崩しから訪れたゴールチャンスを逃した点がマイナス評価となったようだ。

 DF長友佑都(FC東京)は「7.0」と高評価で「完璧なパフォーマンスを披露してくれた。後ろはノーミスで、前線ではいい貢献をした。意図しないアシストもあった」と言及。同じくMF田中碧(デュッセルドルフ)も「7.0」で「日本代表になったばかりとは思えないほど、自信と確信に満ちている。タックルも素晴らしいし、パスゲームにもよく登場した」と高い評価を得た。

 森保監督も「7.0」となっており、「最終予選で日本代表が見せた最高のパフォーマンス。対戦相手を無効化し、圧倒した。その結果、日本代表は試合終了のホイッスルが吹かれるまで優位に立つことができた。日本は、このようなパフォーマンスを長い間待っていた」と、首位サウジアラビアを相手に見せた危なげない試合運びを称えている。

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