森保監督、サウジ戦先発“不変”を示唆 中国戦パフォーマンスに見解「賢く試合を進めた」

日本代表の森保監督【写真:高橋 学】
日本代表の森保監督【写真:高橋 学】

サウジアラビア戦に向けた公式オンライン取材に対応

 日本代表を率いる森保一監督は1月31日、2月1日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選・サウジアラビア戦に向けた公式オンライン取材に応じた。先発メンバーについて「大きく変える必要はない」と、27日の中国戦から顔ぶれは変わらないことを示唆した。

 日本は27日に行われたカタールW杯アジア最終予選の中国戦で、2-0と勝利。自陣に引いた中国を相手にボールポゼッション率で上回り、試合を支配した。チャンスの数でも圧倒的に上回った一方、2得点にとどまった試合内容には、課題も浮き上がった。

 日本と勝ち点4差の首位に立つサウジとの一戦は、本大会進出へ負けられない一戦。森保監督は、先発メンバーについて「最終的には今日の練習を見て決めるけれども、基本的には、大きく変える必要はないと思う。勝っていたとしても代えなければいけない、変えたほうが良いと思う部分については変えたいが、基本的には中国戦の選手をベースに考えたい」と、中国戦のメンバーが基本となる考えを示した。

 中国戦のチームパフォーマンスについては「先制点を奪った後に、積極性を感じられなかったという方もいるだろうが、相手も最終予選に出てくる強敵であり、守備を固めてきた時にやみくもに攻めるのではなく、どうすれば疲労させられるか、相手の守備を難しくできるか、突破できるかという追加点へ向けての突破口を探っていた」と、戦い方の意図を説明したうえで、「理想は常に支配して勝っていくことだが、実力が拮抗し、中国戦では日本がボールを握ったが相手の守備力や攻撃力もあるなかで選手たちは考えながらプレーしてくれた。賢くプレーできていると言えると思う」と、見解を示した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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