浦和MF江坂任、沖縄キャンプへ合流 代表合宿で“収穫”強調「チームに還元したい」

浦和MF江坂任【写真:轡田哲朗】
浦和MF江坂任【写真:轡田哲朗】

浦和の始動日からフル稼働も「個人としてはすごく良い状態」

 浦和レッズのMF江坂任は、チームの沖縄県トレーニングキャンプへ合流し、1月25日の午前練習後にオンライン取材に応じた。先日まで国内組の日本代表合宿に参加していたなかで、「強度と切り替えの部分をチームに還元したい」と話した。

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 江坂は昨夏に柏レイソルから浦和に移籍すると、前線に変化をつけつつ自らゴールを狙える存在としてリカルド・ロドリゲス監督の絶大な信頼を獲得。シーズン後半戦の公式戦は全試合に出場するフル稼働で、天皇杯の決勝戦でも先制ゴールを奪うなどタイトル獲得にも大きく貢献した。

 その決勝戦が昨年の12月19日で、浦和の始動日が今月15日。そして日本代表の合宿が17日にスタートという日程だった。シーズン中のフル稼働については「あまり休みたくないタイプなので、ずっと出られて良かった。出ているほうがコンディションも上がっていく」と話す。そして、「そこまでガクッと落とせなかった部分はあるけど、1週間くらいはしっかり休んでリフレッシュができた」と、疲労の蓄積は問題ないとした。

 そして、浦和からはDF酒井宏樹とともに代表合宿に参加。ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のメンバーに残ることはできなかったが「代表に向けて個人でもやっていたし、代表でもインテンシティーの高い練習をしていたので、個人としてはすごく良い状態だと思う」と話す。最終日に行われたトレーニングマッチの後、DF長友佑都は江坂を含む選手たちの名前も出して「すごく落ち着いたテクニックのある選手たちで、球際も戦える」と絶賛していた。

 直後に沖縄入りして浦和のキャンプに合流しているが、代表合宿でチームを離れていた反面、浦和に与えられるものも話している。

「代表では強度が高かった。そこと切り替えの部分をチームに還元して、チームに良いものを与えたい。(ロドリゲス監督の)ポゼッションサッカーのところでも、切り替えが大事だと思う。そこでボール保持の時間が増えるし、チャレンジしても奪い返せばまた自分たちが攻撃してチャレンジしていけるので」

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