本田去就はモンテッラ新監督の判断次第 ガリアーニCEOは「重要な選手だった」と過去形で評価

トレーニングでの判断次第では放出も

 ACミランの強化責任者、アドリアーノ・ガリアーニCEOが去就問題の注目される日本代表FW本田圭佑について、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の練習でのテスト次第で残留か放出が決まると方針を明らかにした。

 ミランの本社「カーサ・ミラン」で行われたモンテッラ監督の就任記者会見に出席したガリアーニCEOは昨季から常々高い評価を公言してきた本田についての質問を受けた。

「本田をどう評価する? 新たな構想に入っているか? どこポジションで起用するか?」

 こう質問された強化責任者は「他の選手同様に考える。性格がはっきりしている。一緒に呼吸をそろえたい気持ちに満ちている。彼は強い選手だし、重要な選手だった。これから数日、他の選手同様、選手の価値を図りたい」と語った。

 本田に対する評価は過去形だった。2年間で450億円という強化費をつぎ込むとされる身売り先の中国企業グループの補強政策もにらみつつ、新監督の審査の眼にさらされることを明らかにした。

 

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