ミランが“シメオネ・ジュニア”ジョバンニの獲得を検討

 

U-20アルゼンチン代表にも招集

 

 ACミランがアトレチコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督の三男であるU-20アルゼンチン代表FWジョバンニ・パブロ・シメオネの獲得に乗り出していることが明らかになった。スペイン地元紙ムンド・デポルティーボが報じている。

 かつてアルゼンチン代表のボランチとして活躍し、インテルなどでプレーした若き名将を父に持つジョバンニは名門リバープレートのユース所属の有望株で、すでにミランはスカウトを複数回、視察に派遣しているという。

 17歳で招集されたU-18アルゼンチン代表で活躍したために、U-20代表に飛び級招集。ジョバンニの才能を高く評価するリバープレートは完全移籍での買い取りに1500万ユーロの違約金を設定しているとされている。だが、年末でリバープレートとの契約満了となる見込みで、ジョバンニが契約延長に応じなければ、育成費のみで獲得できるという。

 日本代表MF本田圭佑ら主力を違約金ゼロで獲得することが多かった緊縮財政のミランにとっては格好の逸材かもしれない。スペイン首都マドリード生まれのために、アルゼンチンとスペインのパスポートを持ち、EU外選手枠には当たらない。“シメオネ・ジュニア”が本田と共演することになるのか、注目したい。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

 

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