J1浦和、新外国人アタッカーの獲得発表 スパルタ・プラハより完全移籍のスウェーデン人MF「契約できて光栄」
ドリブルで相手DFを翻弄する、左利きのウインガータイプのMF
J1浦和レッズは12月30日、来季からの新戦力として元スウェーデン代表MFダヴィド・モーベルグをチェコの名門スパルタ・プラハから獲得したと発表した。
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浦和はモーベルグについて「スピードに乗ったドリブルで相手DFを翻弄する、左利きのウインガータイプのMF。アシストはもちろん、左足から繰り出される鋭いシュートやセットプレー時のフリーキックでの得点力、そしてペナルティエリア付近での高いクオリティーのプレーに期待」としている。
また、モーベルグは浦和を通じて「日本一のビッグクラブと契約することができて光栄です。浦和レッズのユニフォームを着て、素晴らしいファン・サポーターのみなさんの前でプレーすることを心待ちにしております。そして、満員の埼玉スタジアムで勝利を分かち合うことを想像するだけで鳥肌が立ちます」とした。
現在27歳のモーベルグは2017年と18年にスウェーデン代表に招集され、3試合1ゴールの結果を残している。U-21世代までのアンダー代表でも常連だった。若くしてイングランドやスコットランドでのプレーを経験し、16年夏からスウェーデンに戻り、19年夏からスパルタ・プラハでプレーしていた。
移籍専門サイト「transfermarkt」によると、スパルタ・プラハとの契約は2022年6月末までだった。主戦場は右ウイングとされ、今季はリーグ戦で13試合2ゴール2アシスト、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の予選では4試合2ゴールだった。
浦和は昨季、FWキャスパー・ユンカーとDFアレクサンダー・ショルツのデンマーク人コンビを獲得し、いずれも活躍を見せた。そして、再び北欧に目を向けて新戦力を獲得した。リカルド・ロドリゲス監督の就任2年目、クラブが打ち出す3年計画の最終年に、スウェーデンからやってきたウインガーがどのような活躍を見せるか注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)