鋭い切り返しでチームの2得目に絡んだ場面にファン熱視線

　ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズの日本代表MF三笘薫は、現地時間12月18日に行われたリーグ第20節セルクル・ブルージュ戦（3-2）で今季5ゴール目をマークした。得点シーン以外でも見せ場を作り、鋭い切り返しでチームの2得目に絡んだ場面にも、熱視線が注がれている。

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　左ウイングバックで4試合連続のスタメンとなった三笘だったが、チームは前半8分、24分と失点し、いきなり2点のビハインドを背負う。それでも0-2で迎えた後半12分、味方の右クロスがペナルティーエリア（PA）内へこぼれたボールを三笘が押し込み、反撃を開始する。

　後半30分には、三笘の鋭い仕掛けからチャンスが到来。右からサイドチェンジしたボールを左サイドの高い位置で受けた三笘は、PA内でボールを一旦右へ持ち出すと、華麗な切り返しで逆へ。この動きに対峙した相手は付いていけず、三笘がフリーで折り返した流れから結果的に2-2の同点ゴールが生まれた。

　その後、ユニオンSGは終了間際にオウンゴールで勝ち越しに成功。三笘の2得点に絡む働きに現地メディアも「サンジロワーズが逆襲するための原動力になった」と称えたなか、同点ゴールに絡んだワンシーンが話題に。スポーツチャンネル「DAZN」公式YouTubeチャンネルのその場面が公開されると、コメント欄には「三笘に破壊されている」「切り返しがエグい」「上手すぎる」「もっと上に行ける」といった賛辞が寄せられた。

　この試合で持ち味を発揮し、確かなインパクトを残した三笘。自慢のドリブルを武器に、さらなる活躍に期待が懸かる。