J1昇格に貢献した磐田FWルキアン、福岡への完全移籍を発表

　来季のJ1昇格を決めたジュビロ磐田が12月17日、今季J2得点王のブラジル人FWルキアンがアビスパ福岡に完全移籍すると発表。磐田や福岡のファンを中心にさまざまな声が上がり、「ルキアン」がSNSでトレンド入りしている。

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　現在30歳のルキアンは2019年に磐田に加入。在籍2年目の20年にJ2で31試合10ゴールと存在感を放つと、今季41試合22ゴールでJ2得点王に輝き、磐田のJ1昇格に貢献していた。

　移籍が決まったルキアンは、クラブを通じて「この決断をするのは難しくて、辛かったです。とても悩みました。自分だけではなく、家族やいろんなことを考えての決断です」と胸中を明かしている。

　また「このクラブで、自分の汗、血、魂、全てを捧げたことは間違いなく、悔いもありません。ジュビロ磐田がいるべき場所に戻れたことは嬉しく、自分は顔を上げて次の道へ進むことができます。ファンの皆様には申し訳ございません。プロ選手としてのルキアンは去りますが、1人のジュビロサポーターとしてのルキアンはいつも応援しています。本当にありがとうございました」と続けていた。

　そんなJ2得点王の福岡移籍にファンもさまざまな反応を見せている。

「まじで!?」
「悲しすぎる」
「ルキアンには感謝しかない」
「強奪すげぇ」
「恐るべし福岡」
「ルキアン獲った陣営有能すぎる」
「ルキアン本当にありがとう」

　磐田にとっては大打撃の退団となった一方、福岡にとっては大歓迎の加入となり、「ルキアン」がツイッターでトレンド入りするなど反響が広がっている。