“コンテサッカー”の申し子が今夏チェルシーに移籍!? 代理人が断言「もし呼ばれれば…」

EUROで輝きを放つジャッケリーニ 獲得に複数クラブが関心

 欧州選手権(EURO)の決勝トーナメント1回戦で、3連覇を狙うスペインを下してベスト8に進出したイタリア代表MFエマヌエレ・ジャッケリーニの代理人フリオ・ヴァルカレッジ氏が、強豪チェルシーへの移籍の可能性について語った。同氏は伊ラジオ局「Lady Radio」に対して「コンテに呼ばれれば、我々はチェルシーに行く」と、指揮官から必要とされればイングランド再上陸の可能性はあると語った。

 チェゼーナやユベントスなどでプレーした経歴を持つジャッケリーニは、2013年にプレミアリーグのサンダーランドへ移籍。しかし、イングランドでは適応に苦しみ出場機会が減少し、昨年セリエAのボローニャに期限付き移籍をしていた。母国で復調したことでEURO2016の登録メンバーにも選ばれ、ここまで3試合に出場するなどレギュラーとして大舞台で躍動している。

 保有権は17年6月末まで契約を結ぶサンダーランドにあるため、今夏に一度サンダーランドに戻ることになるが、今夏には再び移籍が噂されている。セリエAへの再復帰が濃厚だが、ヴァルカレッジ氏によれば別のオプションも残されているという。

「トリノやボローニャの可能性がある。しかし、国外の複数チームも選択肢にある。そして(フィオレンティーナのSD、パンタレオ・)コルヴィーノと会う可能性もある。だが、彼はまだ私に連絡してきていないよ」

 現時点では今季プレーしたボローニャをはじめ、トリノ、フィオレンティーナという母国の3クラブの他に国外の数クラブが獲得に関心を寄せている状況だという。

 

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