ミラン唯一のイタリア代表に流出危機 23歳の生え抜きDFが11億円でリバプール移籍浮上

両SBをこなすデシリオがEUROで株を上げる ユーベ、ナポリ、ローマも興味

 日本代表FW本田圭佑の所属するACミランで唯一のイタリア代表として欧州選手権(EURO)を戦っているDFマッティア・デシリオが、移籍市場での注目銘柄になろうとしている。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 デシリオは27日のEURO決勝トーナメント1回戦のスペイン戦で先発フル出場を果たし、2-0での勝利に大きく貢献していた。左右の両サイドバックを高いレベルでこなす上に、攻撃力もある。まだ23歳の若さも、移籍市場で人気が出るのに十分な要素だ。

 現在、イタリア国内では5連覇中の王者ユベントス、2位のナポリ、3位のローマと来季のUEFAチャンピオンズリーグに出場するすべてのクラブがデシリオの獲得に興味を持っているという。それに加え、ここにきてプレミアリーグ名門リバプールも獲得に動き出した。

 ユルゲン・クロップ監督は自らのスタイルを「ヘビーメタル・フットボール」と命名するほどに、圧倒的な運動量を基本としている。特にサイドバックには負担がかかりやすいため、両サイドをそつなくこなすデシリオは最高の人材だという。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング