来季ミラン新監督にモンテッラ氏が再浮上! 若き戦術家が本田の命運を左右するか

契約解除料1億2500万円を払って招聘すると伊紙が報じる

 日本代表FW本田圭佑が所属し、株式売却問題に揺れているACミランの新監督に、現在サンプドリアの指揮を執っているヴィンチェンツォ・モンテッラ氏の名前が浮上している。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、“移籍金”110万ユーロ(約1億2500万円)を支払って招聘すると具体的な条件を挙げて報じている。

 ミランは中国企業アリババへ、親会社のフィニンベスト社の株式70%から80%を売却する交渉を行っているとされているが、いずれにせよシルビオ・ベルルスコーニ会長は数年間はチームの会長に留任することが濃厚になっている。現場介入をライフワークとする名物会長はイタリア人指揮官を強く希望し、クリスティアン・ブロッキ監督の続投を目指していたが、本人から退団の申し出を受けるという衝撃の事態になった。

 そのなかで、次期指揮官の候補にリストアップされていたのは今季限りでエンポリ監督を退任したマルコ・ジャンパオロ氏だったが、過去にも何度かアプローチしてきたモンテッラ氏が有力になったとされている。

 1カ月ほど前の段階で、サンプドリアとモンテッラ監督の間では、アントニオ・コンテ監督が退任するイタリア代表指揮官に指名された場合は、違約金なしで就任できるという合意がされていたという。しかし、それは実現せずに来季もサンプドリアで指揮を執る予定だった。そのため、サンプドリアは来季への強化計画が遅れる可能性が少なからずあり、契約解除料として110万ユーロを求めるという。

 

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