慎重すぎた前半を悔やむイニエスタ スペイン流パスワークが鳴りを潜め「命取りになった」

大胆不敵なパスワークが消え攻勢を許す

 前半の45分間の戦いに、イニエスタは悔恨を残した。相手のカウンターを警戒するあまりに大胆不敵なパスワークや、華麗なサイドアタックが陰を潜めた。それが先制点とイタリアの攻勢を生む結果になったと分析している。

「このチームのことを考えると辛さは増すけれど、これを受け入れる必要がある」

 前人未到の3連覇はならなかった。だが、大会の主役の一人を務めたイニエスタは毅然と前を向き、EUROの舞台を去っていった。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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