最も高い集客を見せたのは? 21年J1リーグ全20チーム「総入場者数ランキング」
2021年シーズンで一番入場者数が多かったクラブは名古屋
2021年シーズンのJ1リーグは、川崎フロンターレの連覇で幕を閉じた。今シーズンもコロナ禍での開催となり、サポーターには「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」による応援制限が設けられた。そのなかでもシーズン終盤にはフラッグを使った応援が解禁され、各クラブによって新たな応援スタイルを確立したシーズンでもあった。
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今季のJ1では計10試合がリモートマッチ(無観客試合)として開催され、時期や会場によって最大5000人や1万人、各スタジアムの収容人数の50%など観客入場数に制限が設けられての試合開催となっていた。
各スタジアムで入場制限を強いられるなか、J1で一番多くのサポーターが訪れたのは名古屋グランパスだった。19試合のホーム戦で21万614人のサポーターが訪れ、1試合平均で1万人を超える唯一のクラブとなった。
2番目に多くのサポーターが訪れたのは、横浜F・マリノスだ。19試合のホーム戦で17万831人のサポーターが選手たちを後押しした。
一方で、一番入場者数が少なかったクラブは柏レイソルで、19試合のホーム戦で8万4448人のサポーターが訪れた。
11月29日にJリーグから公開された「新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインの改定版」では「政府または都道府県が指定する安全計画の作成もと、上限は入場可能数の 100%までとする」と記載され、2022年シーズン以降(プレシーズンを含む)から満員のサポーターで選手たちを迎えることが可能になった(緊急事態宣言区域やまん延防止等重点措置区域以外の区域では制限が適応される)。
また、ビジター席も原則設置されることになり、アウェーサポーターの観戦も毎節可能になるとされている。
11月13日からはフラッグやタオルマフラーを使っての応援スタイルが解禁。引き続き声を出しての応援は禁止とされているが、徐々に以前の応援スタイルを取り戻してきている。