浦和の小泉、明本、平野の“J2出身トリオ”に注目

――そのなかで、横山さんが考える浦和レッズの魅力は？

「私が埼玉県出身というのもありますが、サポーターのみなさんの熱い応援はほかのチームから恐れられるくらいの迫力があって、絶対どこにも負けないと思います。会場に行って試合を見ていると、ゴールが入った時に両脇の席の方を知らなくてもハイタッチをしたり、肩を組んで喜んだり、選手だけではなく、サポーターも含めてファミリーになれた感じが群を抜いている気がします。チームカラーも赤ですし、熱いし、ぴったりですよね」

――横山さんは「好きなプレー」はありますか？

「カッコいいなと思うのは、ゴールキーパー（GK）と1対1になった時に、飛び出してくる相手の上をループシュートで抜いて得点を決めるのはいつもキュンキュンします（笑）。弾丸シュートも好きなんですけど、（キャスパー・）ユンカー選手みたいに華麗に決めるのが本当に凄いと思います。あとは、3人とかで攻撃を仕掛けた時に、（サイドからの）横パスを真ん中の選手がスルーするような連携も魅力的で、スマートな動きが好きです」

――浦和レッズの“推しメン”はいますか？

「ユニフォームも買っているのは、18番の小泉佳穂選手です。小泉選手は昨年までJ2のFC琉球にいて、J2はそこまで詳しくなかったので、金髪でどういう選手なんだろうと思っていたんですが、両足を使えて、（身長172センチと）小柄なのに力強いところに惹かれました。シーズンを通して活躍されて、ユニフォームとか18番のグッズはつい買ってしまいます（笑）。

　プレーが好きな選手はほかにもたくさんいて、15番の明本（考浩）選手、40番の平野（佑一）選手はお気に入りです。私の感覚で言うと、明本選手は野性的でガツガツいって、ボールを捉えたら絶対自分のものにしてくれます。見ていてすごくカッコいいです。平野選手はスマートで、大人しいイメージなんですけど、プレーは積極的で、凄い縦パスを入れるんです。柴戸（海）選手とのダブルボランチがすごく好きですね。3人ともJ2から上がってきた選手で、活躍している姿を見ると一層応援したくなります」