レアル中井、5人包囲網の中で見せた華麗なダブルタッチに現地注目 「クラックゲーム」
ヒムナスティカ・セゴビアーナ戦の前半5分に華麗なテクニックを披露
スペインの名門レアル・マドリードの下部組織フベニールA(U-19相当)に所属するMF中井卓大が、現地時間12月4日の第14節ヒムナスティカ・セゴビアーナ戦で見せたテクニックが脚光を浴びている。
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ピピ”の愛称で知られる中井は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で最多13回の優勝を誇る“白い巨人”の下部組織に9歳から加入。インファンティールA(U-14相当)、カデーテB(U-15相当)、カデーテA(U-16相当)、フベニールC(U-17相当)と順調に階段を上り、昨季はフベニールB(U-18相当)、そして今季はフベニールA(U-19相当)に昇格した。
プレシーズンではフベニールAのさらに一つ上のカテゴリーにあたるカスティージャで、英雄ラウール・ゴンサレス監督のもと、フレンドリーマッチ出場を重ねた中井。10月にはトップチームのトレーニングセッションにも招集され、卓越した能力に対する評価は高い。
そんな中井は12月4日、フベニールAのヒムナスティカ・セゴビアーナ戦に先発出場。試合は0-0のスコアレスドローに終わったなか、前半5分に飛び出した中井のテクニックにスポットライトが当てられている。後方からの縦パスを受けた中井は、正面からボールを奪いにきた相手選手を鋭いダブルタッチで鮮やかにかわすと、タッチライン際をドリブル。キレのある動きにたまらず相手が足をかけてファウルで止めたが、ヒムナスティカ・セゴビアーナは5人がかりで中井を警戒した。
レアル専門メディア「Defensa Central」は「ナカイ:相手5人をかわすためのクラックゲーム」とこのシーンに注目し、「もう1人のスター」と称えていた。
今年10月24日に18歳となった中井。たくましさを増し、さらな活躍が期待される。