「クロップと香川を思い出した」 決勝弾の久保建英とマジョルカ監督、“歓喜の抱擁”一部始終に反響「鳥肌立った」
アトレティコ戦で後半29分から出場の久保が決勝弾、マジョルカ監督が喜び爆発
スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英が、現地時間12月4日のリーグ第16節アトレティコ・マドリード戦(2-1)の後半アディショナルタイムに今季初ゴールを決めて勝利の立役者となった。久保のゴールが決まった直後、指揮官と歓喜の抱擁を交わすシーンや試合終了に沸くベンチの様子をマジョルカ公式が公開して反響が広がっている。
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久保は0-1と1点ビハインドの後半29分から途中出場。すると6分後の同35分、セットプレーからDFフランコ・ルッソが決めてマジョルカンが同点に追い付き、後半アディショナルタイム1分に日本人アタッカーが魅せる。
ハーフウェーライン付近でオフサイドギリギリのタイミングで抜け出した久保がそのままドリブルで独走。スロベニア代表GKヤン・オブラクとの1対1で冷静に股下を通すシュートを放ち、チームに決勝点をもたらした。
マジョルカ公式YouTubeチャンネルが「タケ・クボのゴール」と題した動画をアップ。久保が途中投入されるシーンから始まり、決勝弾で大ジャンプしてガッツポーズするルイス・ガルシア監督の一部始終を追っている。ベンチから選手たちが一斉に飛び出して久保を祝福し、自陣エリアに戻る際に久保とガルシア監督が互いへの信頼を物語るように抱擁して喜びを分かち合った。
期待に応えた日本代表MFと指揮官のワンシーンに「鳥肌立った!」「チームの雰囲気が好き」「クロップと香川を思い出した」などの声が上がっており、かつてボルシア・ドルトムントで黄金時代を築き上げたユルゲン・クロップ監督(現リバプール監督)とMF香川真司(現PAOKサロニカ)の師弟関係を連想するコメントも寄せられている。