「有効なオプションと示したかった」 16強スロバキア戦で1得点1アシストのドイツ新エースが見せた「100%」という衝撃データとは

14年ブラジル大会優勝に続くメジャータイトルの切り札に

「有効なオプションであることを証明したかった。僕を信頼してくれた監督には感謝している」

 準々決勝での対戦相手は三連覇を狙うスペインと前回大会準優勝のイタリアといずれも強力な対戦相手となる。「僕らはスペインかイタリアのどちらかと戦うことになる。どちらのチームも倒すのは難しいと思うよ」乗りに乗っているドラクスラーも警戒を強めていた。

 2014年ブラジル大会に続く、優勝を狙うドイツは日替わりでヒーローが出現している。初戦のウクライナ戦(2-0)では、ふくらはぎの負傷で離脱していたDFマッツ・フンメルス(バイエルン)に代わって先発したDFシュコドラン・ムスタフィ(バレンシア)が決勝ゴールを決めた。ポーランド戦はスコアレスドローで見せ場は少なかったが、第3戦の北アイルランド戦(1-0)ではここで初先発となったゴメスのゴールで白星を挙げ、グループCを首位通過を果たした。そしてスロバキア戦ではドラクスラーが躍動。試合ごとに出場選手が確実に結果を残している。

 4試合連続無失点と盤石の守備も輝き、ワールドカップ王者の威信を見せつけながらベスト8に駒を進めた。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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