「レアルを驚愕させた」 マジョルカ久保、アトレティコ撃破弾で保有元クラブに衝撃
アトレティコ戦で今季初ゴールの久保、決勝弾で2-1勝利の立役者に
スペイン1部マジョルカに所属する日本代表MF久保建英は、現地時間12月4日に行われたリーグ第16節の昨季王者アトレティコ・マドリード戦で後半29分から出場し、終了間際に劇的な決勝ゴールを奪って2-1の逆転勝利に貢献。スペイン紙「AS」は「アトレティコを撃破し、レアルを驚愕させたゴール」と日本人アタッカーの一撃を伝えた。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
右膝の負傷で戦線から一時離脱していた久保は、前節のヘタフェ戦で途中出場して約2か月ぶりに復帰。この日のアトレティコ戦でベンチスタートとなったなか、マジョルカは1点ビハインドの後半29分、3人を一気に交代し、久保は10番MFアントニオ・サンチェスに代わって4-2-3-1の右サイドハーフに入った。
すると後半35分にDFフランコ・ルッソの同点ゴールで追い付き、後半アディショナルタイム1分に久保が輝きを放つ。ハーフウェイライン付近からタイミング良く飛び出した久保がパスを受けてドリブルで持ち込み、GKヤン・オブラクの股下を射抜く華麗なシュートを流し込んで劇的決勝ゴールを奪った。
スペイン紙「AS」は「アトレティコ・マドリードを撃破し、レアル・マドリードを驚愕させた91分の久保のゴール」と紹介。久保のゴール映像を紹介しつつ、「マジョルカは驚異的な逆転劇でワンダ・メトロポリターノ(アトレティコ本拠地)を沈黙させた。アンヘルからの素晴らしいパスを受けた久保が1-2としたのだ。マドリッドでは歓喜の声が上がった」と報じている。
久保は2019年夏にFC東京から名門レアルへ完全移籍。その後はマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェと期限付き移籍が続いているなか、保有元に存在感をアピールする一撃となったようだ。