劇的決勝点のマジョルカ久保、“チーム最高評価”で現地メディア絶賛「衝撃的な勝利をもたらす」

決勝弾を決めたマジョルカの日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】
決勝弾を決めたマジョルカの日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】

スペインメディアが一斉に報道「壮大な逆転劇となった」

 スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は現地時間12月4日のリーグ第16節アトレティコ・マドリード戦の後半29分から途中出場し、アディショナルタイムにGKの股下を抜く決勝点を決めて2-1の勝利に貢献した。スペインメディアではチーム最高評価を受け、「衝撃な勝利をもたらす」と絶賛されている。

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 右膝の負傷で9月末から戦線離脱し、8試合を欠場していた久保。前節ヘタフェ戦でようやく実戦に復帰し、強豪アトレティコとのアウェーゲームで2試合連続の出番となった。

 久保がピッチに立った時点で0−1とリードされていたものの、後半35分にセットプレーからDFフランコ・ルッソが決めて同点に追い付くと、試合終了間際にドラマが待っていた。

 ハーフウェイライン付近からオフサイドギリギリのタイミングで抜け出した久保はドリブルで相手ゴール前まで独走。名手GKヤン・オブラクとの1対1では股下を抜く冷静なフィニッシュを流し込んだ。今季初ゴールがそのまま決勝点となった。

 スペイン紙「マルカ」は「久保が土壇場のゴールでマジョルカに衝撃的な勝利をもたらす」と見出しを打ち、「後半アディショナルタイム1分に久保がカウンターを決めて、壮大な逆転劇となった」と劇的勝利を伝えた。

 また、スペイン紙「AS」の選手採点で、久保は同点ゴールのルッソとともにチームトップの3点をつけられた。なかなかピッチに立てず苦しんできた久保だが、昨季王者アトレティコに8試合ぶりの黒星をつける一撃で強烈なインパクトを残した。

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