【Jリーグ去就動向】元日本代表や元韓国代表が退団発表 12年ぶりJ1昇格の京都は2選手が契約満了

DF安田理大が千葉から退団、J1昇格の京都DF黒木恭平とMF庄司悦大が契約満了

 また、ジェフユナイテッド市原・千葉は、元日本代表DF安田理大が今季をもって契約満了となり退団すると発表した。

 現在33歳の安田はG大阪ユースを経て、2006年から10年までG大阪でプレー。その後、フィテッセ(オランダ)、ジュビロ磐田、サガン鳥栖、ヴィッセル神戸、名古屋グランパス、釜山アイパーク(韓国)、アルビレックス新潟を渡り歩き、19年から千葉に在籍していた。

 安田はクラブを通じて「今シーズンをもちましてジェフユナイテッド市原・千葉を離れることとなりました。『残りのサッカー人生はジェフに捧げたい』『僕の力でジェフを再びJ1へ』という強い覚悟を持ち3年間プレーしましたが、残念ながらその願いは叶いませんでした。全ては僕の実力不足です。それでもこの3年間で出会った全てのジェフファミリーの皆さんには感謝の気持ちしかありません。今から言うありがとうございましたは皆さんが思っている33倍気持ちが込もっていると思って受け取って下さい。3年間めっちゃめっちゃめっちゃありがとうございました!!」とコメントしている。

 また、12年ぶりにJ1昇格を決めた京都サンガ F.C.は、DF黒木恭平とMF庄司悦大の契約満了を発表し、それぞれコメントを発表した。

「今シーズンを持ちまして京都サンガF.C.を離れることとなりました。18年にサンガにとって苦しい時期に加入して、良いことばかりではなかったけれど、今年目標としてきたJ1昇格をすることができて本当に嬉しく思います。これまでサンガで共にプレーした選手、監督、コーチ、スタッフ、サポーターの皆さん、全ての方々に感謝しています!11年間J2で味わってきた悔しさ、どんな時もチームを支えてくれた方々の想いを背負って、J1の舞台での更なる飛躍をしてくれる事を願っています!まだホームで残り1試合あるので最後まで悔いのないように、サンガのエンブレムを付けていることに誇りを持って闘います!最後まで後押しよろしくお願いします!」(黒木)

「京都サンガF.C.に携わっている皆さま、ありがとうございました!最高に楽しい3年半でした!最高のチームメイト、スタッフと出会え、一緒に戦えたことは何事にも変えることができない大きな財産になりました!このチームがJ1昇格ができたことを誇りに思いますが、今シーズンは、チームのJ1昇格にあまり貢献できなかったので悔しい気持ちでいっぱいです。この悔しさをバネにまた頑張ろうと思います!2022年シーズンは、皆さんが待ちに待った12年ぶりのJ1の舞台です!最高に楽しんでください!!またどこかでお会いしましょう!3年半、本当にありがとうございました!」(庄司)

 そのほか13年ぶりのJ2リーグ降格が決まったベガルタ仙台は原崎政人監督が続投を決定。また、J3のFC岐阜は今季から指揮を執っていた安間貴義監督が契約満了に伴い退任すると発表している。

【12月3日発表、その他の主な移籍動向】
■FC今治
DF オスカル・リントン(期限付き移籍満了→未定)
DF チョン・ハンチョル(契約満了→未定)
MF 玉城峻吾(契約満了→未定)
FW レオ・ミネイロ(契約満了→未定)
FW リャン・ヒョンジュ(契約満了→未定)

■藤枝MYFC
DF 秋本倫孝(契約満了→未定)

■カターレ富山
FW 松澤 彰(契約満了→未定)

■アルビレックス新潟
MF ゴンサロ・ゴンザレス(契約満了→未定)

■いわてグルージャ盛岡
MF 有永一生(契約満了→未定)

■テゲバジャーロ宮崎
GK 伊東倖希(契約満了→未定)

■カマタマーレ讃岐
MF 中村 亮(契約満了→未定)

【12月3日発表、契約更新/合意】
■ヴァンラーレ八戸
DF 板倉 洸(契約更新)
DF 小林大智(契約更新)

(FOOTBALL ZONE編集部)



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