浦和退団のDF槙野智章が涙、ホーム最終戦で惜別メッセージ 「いまだに考えられません」

浦和レッズDF槙野智章【写真:Getty Images】
浦和レッズDF槙野智章【写真:Getty Images】

ホーム清水戦の試合後、退団セレモニー実施

 浦和レッズは11月27日、J1第37節清水エスパルス戦で0-1と敗れた。今季限りで契約満了により退団するDF槙野智章は試合後のセレモニーでファンへ惜別メッセージを送り、「悲しいし、いまだに整理がつかず、考えられません」と、胸の内を明かした。

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 槙野はサンフレッチェ広島の下部組織からトップ昇格し、その後、ドイツへ移籍してケルンでプレー。そして、広島時代の恩師でもあるミハイロ・ペトロヴィッチ監督の就任と同じタイミングになった2012年に浦和へ加入。今季まで10シーズンプレーしたが、契約満了により退団が発表されている。

 清水戦後のセレモニーではファンへ惜別メッセージを送り、涙ぐみながら「ここで過ごした10年間、僕にとって素晴らしく濃い時間がありました。これまでこのクラブを引っ張ってきた素晴らしい先輩方、素晴らしい指導者、たくさんの方のサポートの中でここまで成長することができました」とコメント。

 続けて「子供のころから週末の試合が楽しみでここまで来ましたが、こんなにも今日という終末が楽しみではない、来てほしくない、そんなのは初めてです。来シーズン、僕がもうこのエンブレムを着てこのスタジアムでプレーすることはできません。それは本当につらいし、悲しいし、いまだに整理がつかず、考えられません」と語り、浦和退団に対する胸の内を明かした。

 最後は「僕が大好きな勝った後に歌うWe are Diamonds、引き続きやってください。僕はテレビで皆さんの表情や雰囲気を見て、遠くで歌います。必ず、このスタジアムに、皆さんの前に、どんな形になるかは分かりませんが戻ってきたいと思います。10年間ありがとうございました」と、感謝の言葉で締めた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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