第16節ルーヴェン戦で後半から出場した三笘、今季4ゴール目で存在感

　ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズの日本代表MF三笘薫が、11月26日の第16節ルーヴェン戦で後半から出場し、今季4ゴール目を上げた。チームは1-3と敗戦も日本人アタッカーの一撃に称賛の声が上がっている。

　首位のユニオンSGが14位のルーヴェンと対戦したなか、前半13分と同40分に連続失点。0-2と劣勢のなか、後半から投入された三笘が魅せる。

　後半5分、左ウイングバックに入った三笘がボールをカットして左へ展開。そのままゴール前へ走り込み、左サイドからのクロスにダイレクトボレーで合わせてボレーシュートを叩き込んだ。三笘にとって今季4ゴールで、クラブ公式ツイッターがゴールを速報すると、「なんて選手だ！」「彼をスタメンに」「胸熱」など三笘を称える声が上がった。

　1点差に詰め寄ったユニオンSGだが、後半21分にも被弾し、最終的に1-3と敗れた。三笘は衝撃のハットトリックを達成した10月16日の第11節スラン戦以来となる一撃を決めて存在感を放つも、チームはリーグ戦で7試合ぶりの黒星を喫している。