本田へのやまない賛辞 近年のミランで“トップ3”に入る得点力に「この日本人はミランで一番活躍している」

 

ガゼッタ紙での今季平均点が「6.58」と高評価の本田

 

 ACミランの日本代表MF本田圭佑への称賛の声がやまない。昨季は辛口記事を掲載してきたイタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は7日付の紙面で「数字。この日本人はミランで一番活躍している。本田の新しい生活、パーフェクトなプロ選手」との見出しで、本田を称える記事を掲載した。

 ほんの数か月前までの本田の姿を同紙はこう伝えている。「考え深く頭を下げて、複雑な気持ちで代表に飛び立っていた選手がいた。彼の国(日本)でのサッカーが唯一活躍できる場であった」。ただし、それを「かつてであって、今ではない」と打ち消して記事はこう続けている。

「今、本田圭佑は日本の新監督アギーレの元へ行く。重要なコンセプトを持っていく。違う大陸の高名な名前を持っていく」

 開幕からリーグ全6試合に先発している本田はゴールの歓喜に味をしめ、4ゴール2アシストを記録。現在、6得点のテベス(ユベントス)に次ぐ2位タイにつけている。同紙の今季これまでの試合の評価点では平均6.58点。記事では、出場465分で4ゴールという記録がここ最近のミランでは2012-13シーズンにエルシャラウィが423分で、07-08シーズンにカカが408分でマークして以来の記録的な活躍だとしている。

「圭佑は色々なゴールを決めている。頭で、左足、右足、FK。サイドをすべてカバーし、チームメイトとも、ケンカしない。FKを守る以外は、そこでは誇りがある。ともかくゴールを決めたから、彼の判断が正しかった」

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