【月間表彰】プレー途中で変えた判断 栗原勇蔵×登里享平対談…数十秒間に頭を巡った思考

川崎フロンターレDF登里享平【写真:高橋 学】
川崎フロンターレDF登里享平【写真:高橋 学】

【前編】10月のベストディフェンシブプレーヤーは川崎の登里享平を選出

 スポーツチャンネル「DAZN」とパートナーメディアで構成される「DAZN Jリーグ推進委員会」との連動企画で、元日本代表DFとして活躍した栗原勇蔵氏は10月のJリーグ「月間ベストディフェンシブプレーヤー」に川崎フロンターレの登里享平を選出した。2度目のJ1リーグ連覇を達成したばかりの川崎の中で攻守にわたる豊富な運動量と正確なクロス、自身の日本代表への思いなどについて聞いた。

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栗原 まずは優勝おめでとうございます!

登里 ありがとうございます。

栗原 正直、元OBの立場から言わせてもらうと横浜F・マリノスが一時はあと一歩のところまで迫っていたので正直悔しかったですけど、あの、強い川崎フロンターレが相手だったら仕方ないなと感じました。

登里 本当のことを言えば、F・マリノスの勢いだったり、質だったり、やっぱり試合が多いなかで、それでも勝ってきて、最終的に勝ち点1差まで迫られた時はさすがにもう焦っていました(苦笑)。

栗原 「もしかしていけるかな」とか思ったんだけどね(笑)。

登里 F・マリノスの勢いとうちの沈み具合で、「これはちょっとやばいな」っていうのは僕もすごく感じていましたね。

栗原 それでもきちんと優勝したわけだから。さすがはフロンターレです! というわけで、そんな優勝チームを攻守にわたり支えた立役者の1人を表彰したいと思います。実は毎月、僕が月間ベストディフェンシブプレーヤーという賞を選出させてもらっているのですが、10月のベストディフェンシブプレーヤーに登里選手を選ばせてもらいましたので、こうやって対談をさせてもらうことになりました。

登里 ありがとうございます!

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