「宮市を彷彿」 三笘薫が”1人スルーパス”で50m突破…超速ドリブルシーンが反響
リーグ第15節・オーステンデ戦で途中出場、スピードに乗った突破に注目
ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズの日本代表MF三笘薫は、現地時間11月21日のリーグ第15節・オーステンデ戦(7-1)で後半途中から出場。得点には絡めなかったものの、スピードに乗った超速ドリブルシーンにファンから熱視線が送られている。
三笘は11月の代表戦に初招集され、16日のカタール・ワールドカップアジア最終予選・オマーン戦の後半頭からピッチに立ちA代表デビュー。自慢のドリブルで打開力を発揮し、FW伊東純也(ヘンク)の決勝ゴールをアシストし、チームを1-0勝利へと導いた。
代表戦から帰還後のオーステンデ戦ではベンチスタートとなった三笘だが、後半25分から出場。同31分に左サイドから得意のドリブルで果敢に仕掛けると、その1分後にはスピードに乗った突破で見せ場を作る。自陣後方の左サイドでボールを拾った三笘は、一気にギアを上げて縦へ。相手1人をかわすと、さらにボールを大きく前に蹴り出してスピードアップ。”1人スルーパス”のような形で、そのまま約50メートルを駆け抜けた。
結果的にチャンスへ結びつかなかったものの、この超速ドリブルシーンにファンが注目。試合のハイライト映像を配信したスポーツチャンネル「DAZN」公式YouTubeチャンネルのコメント欄には「足はええ」「速えなぁ」「足速すぎ」とそのスピードに驚きの声が上がったほか、元日本代表FW宮市亮(横浜F・マリノス)の突破シーンを引き合いに「宮市を彷彿とさせた」「宮市思い出した」というコメントも寄せられていた。
A代表デビュー戦でインパクトを残し、期待が高まる三笘。今後のベルギーリーグでも、打開力抜群のドリブルで観る者を魅了してくれそうだ。
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