「『仲良し集団じゃダメだ』と言われるけど仲良すぎる」 槙野智章、浦和メンバーとの“絆”に涙 契約満了であふれた想い

元浦和の選手たちも集まり「やっぱりレッズは特別だよね」

 現在、浦和でペトロヴィッチ監督時代を知る選手は西川、DF宇賀神友弥、MF関根貴大、FW興梠慎三に、今季限りで引退を発表しているMF阿部勇樹のみ。それでも槙野は「先日のオフ、興梠選手と2人で昔の映像とかゴール集をずっと見たんですよ。凄かったね、またみんなでやりたいね、みんないい顔してるね、とか」と話すと、その絆について涙を浮かべながらこう話した。

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「ちょっと時間があった時に10人くらい、元浦和の選手で集まる機会があって、離れた選手も『やっぱりレッズは特別だよね』と言うし、この10年間はすごく特別。僕らはサポーターに、『仲良し集団じゃダメだ』と言われるけど、レッズは仲良すぎるんですよね。ピッチを離れて、オフくらい家族と過ごせよとなっても、すぐにメシ行こう、ゴルフ行こうってすぐ集まるんですよ。10年前も変わらず、今もそう。その中に自分もいられたのがすごく幸せ。それが今後できなくなるのはつらいです」

 一時代を築いた浦和のミシャサッカーと、そこからチームも自身も変わっていった時期。10年間における浦和での槙野のサッカー人生は、仲間たちとの絆を深めつつ多くのものを残していった。

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