「最高のパフォーマンスだ」 ベイルが史上7人目の欧州選手権GSで3試合連続弾の偉業達成

ウェールズがロシアを3−0撃破

 ウェールズのFWギャレス・ベイル(レアル・マドリード)はグループステージ(GS)最終戦ロシア戦で試合を決定づける3点目を奪い、欧州選手権(EURO)でウェールズの首位突破の原動力となった。EURO史上7人目となるGS連続ゴールに「最高のパフォーマンスだ!」と自画自賛している。

 前半10分に幸先よく先制したウェールズは、同19分にカウンターからパスを受けたベイルが相手マーカーを引きつける。ロシア守備陣に当たったボールは、左サイドで完全にフリーとなったMFテイラーに渡る。一度はGKアキンフェエフに防がれたが、こぼれ球をプッシュし、2-0と早くも2点リードを奪った。ベイルはその後も得意の高速ドリブルで相手マーカーをきりきり舞いにした。

 そして、後半22分、ベイルに待望の一撃が生まれた。ラムジーのアウトサイドパスに反応し、冷静に左足で決定的な3点目をゲット。3試合連続となるゴールをマークした。同12分に右約30mの位置で得た直接FKこそゴール右へと惜しくも外れ、EURO史上初となる3戦連続FK弾はならなかったものの、3試合連続得点でチームの勝利に貢献した。

 

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