「傷ついている」 マンU守護神、奮闘虚しくダービー完敗で”悲哀ツイート”に英紙注目

マンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘア【写真:AP】
マンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘア【写真:AP】

デ・ヘアはセーブ5本を記録するも、シティに0-2で敗戦

 マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアは、現地時間6日のプレミアリーグ第11節マンチェスター・シティ戦で5つのセーブを記録するなど孤軍奮闘の活躍を見せた。しかし、結果は0-2で敗戦。試合後に守護神がツイートした悲哀の「3ワード」に、地元メディアも注目している。

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 本拠地オールド・トラッフォードにシティを迎えたユナイテッドだったが、前半7分にDFエリック・バイリーのオウンゴールで先制点を献上。さらに、前半終了間際には左サイドのクロスからポルトガル代表MFベルナルド・シウバに押し込まれて追加点を奪われた。後半に攻撃的なカードを次々と切ったが得点を決めることはできず、そのまま完封負けを喫した。

 プレミアリーグ公式のスタッツを見ても、ユナイテッドがシュート5本(枠内1)に対し、シティは16本(枠内5本)。パス総数はユナイテッド400本で、シティが832本。90分間でのボール支配率は38.2%とシティに主導権を握られていたのは明らか。相手を上回ったのはタックル数(18対12)やクリア数(22対5)など守備面でのスタッツばかりだった。

 そのなかで獅子奮迅の働きを見せた選手が、守護神デ・ヘアだ。攻め込まれる展開でも相手の決定機を防ぐビッグセーブを連発。英データサイト「Whoscored.com」によると、計5本のセーブを記録した。このスペイン代表GKがいなければユナイテッドはさらに大差で敗れていた可能性もあったはずだ。

 一時期の不調を脱してトップフォームを取り戻しているデ・ヘアだが、皮肉にもチームは低空飛行が続く。シティに敗れ、プレミアリーグでは直近6試合で4敗目。シティ戦後、傷心の守護神はツイッターに次のような投稿していた。

「I am hurt(私は傷ついている)」

 このわずか3つの単語のメッセージを受け、英地元紙「マンチェスター・イブニング・スタンダード」は「マンチェスター・シティの敗戦後、ダビド・デ・ヘアはマンチェスター・ユナイテッドのファンに悲痛な3ワードを送った」と取り上げている。神がかったセーブを連発するも、勝利につながらないチームの現状にデ・ヘアも心を痛めているようだ。

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