「耐える必要がある」 レアル監督が語る“不遇”アザールの現状「他の選手を好む監督もいる」
アンチェロッティ監督がアザールの現状について言及
レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は、出場機会が限られているベルギー代表MFエデン・アザールについて言及し、「彼の時間は来るだろう」と語っている。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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アザールは2019年夏に1億ユーロ(約131億円)という高額な移籍金でチェルシーからレアル・マドリードへ移籍したものの、度重なる怪我によっていまだ本領発揮には至っていない。今夏には放出も報じられたが、アンチェロッティ監督はクラブにとどめた。
今季こそは完全復活の期待が懸かるなかで、公式戦8試合(うち先発5試合)に出場しているが、直近4試合は代表戦での負傷による影響で出場していない。現地時間24日に行われたリーガ・エスパニョーラ第10節バルセロナ戦(2-1)では、ベンチ入りしたものの出番がなかった。
そのなかで、アンチェロッティ監督は27日の第11節オサスナ戦の前日会見に臨み、「アザールは準備できている。彼の現在の問題は、アザールよりもほかの選手を好む監督もいるということだ。それはこのようなチームでは起こる可能性がある」とクラシコで起用しなかったのは怪我の影響ではなかったことを明かした。
さらに、「重要なことは、彼が再びプレーできるようにやる気を維持し、一生懸命練習すること。そして、彼はそれをやっている。彼の時間は来るだろう。今シーズンのどこかで最高の状態に戻ると確信している。監督がほかの選手を好むことがあるので、今この状況に耐える必要がある」とアザールの現状について言及した。
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現マンチェスター・ユナイテッド)の移籍後、レアルの顔となることが期待されたアザールだが、現状本来の実力を発揮できていない。3シーズン目の今季は巻き返しを図りたいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)