「吹田の11秒」 宇佐美の絶妙トラップ&逆足弾…G大阪の高速カウンターが反響拡大

先制ゴールを決めたガンバ大阪FW宇佐美貴史【写真:Getty Images】
先制ゴールを決めたガンバ大阪FW宇佐美貴史【写真:Getty Images】

鳥栖戦の前半10分、G大阪のGK東口から高速カウンターを発動して今季5点目を記録

 ガンバ大阪のFW宇佐美貴史は、23日に行われたJ1リーグ第33節サガン鳥栖戦(1-0)で、圧巻の高速カウンター弾を叩き込んでチームを勝利に導いた。Jリーグ公式YouTubeチャンネルがゴールシーンのハイライトを上げると、「吹田の11秒」などと声が上がっている。

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 G大阪は第31節・北海道コンサドーレ札幌戦は1-5と大敗。第32節浦和レッズ戦は終了間際にFWパトリックの劇的同点弾で1-1と引き分けたなか、鳥栖を迎え撃った。

 衝撃が走ったのは前半10分だ。鳥栖のCKをしのぎ、GK東口順昭がボールをキャッチ。ここから見事な攻撃がスタートする。

 東口からのスローイングパスを受けたMF山本悠樹が長い距離をドリブルで持ち運び、左右からG大阪の4選手たちが一気に駆け上がっていく。鳥栖の守備陣形が崩れたなか、左の大外レーンを全力で走っていた宇佐美に精度の高い浮き球パスを届くと、宇佐美はペナルティーエリア左から左足シュートを放つ。強烈な一撃は右のポストに当たり、そのままゴールに吸い込まれた。

 自陣から11秒の高速カウンターを発動させ、宇佐美が今季リーグ戦5点目で見事に完結。Jリーグ公式YouTubeチャンネルも「G大阪が高速カウンターを発動!」と取り上げると、ファンからは「ほんときれいなカウンター」「このトラップからのシュートが出来ちゃうのが宇佐美」「逆足の精度は日本でもトップクラスだ」「吹田の11秒」といった声が上がっていた。

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