「完璧なスペイン語を話せる」 メッシがムバッペと”仲良くするのは簡単”と語った理由

パリ・サンジェルマンでプレーするFWムバッペとFWメッシ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマンでプレーするFWムバッペとFWメッシ【写真:Getty Images】

「完璧なスペイン語を話せる」 メッシがムバッペと”仲良くするのは簡単”と語った理由

 リーグ・アンの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがフランス誌のインタビューで、同僚のフランス代表FWキリアン・ムベッペについて興味深い発言をしたと衛星放送「ビーイン・スポーツ」などが注目している。

 メッシは今夏、少年時代から長年にわたって所属したバルセロナを契約満了で退団し、PSGに電撃加入。そんな34歳のレフティーがフランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」のインタビューで、ムベッペについて「僕は加入したばかりで彼のことをよくは知らないが、ほかのみんなと同じように何が起こるか待つ。もし彼がチームに残るなら大きな喜びになるし、目標を達成するための要素が増えることになる」と去就について言及した。

 さらに、「ムベッペのような選手と仲良くするのは簡単だよ。彼は完璧なスペイン語を話せるので、ピッチの外でもたくさん話をした。ピッチ外の良好な関係は物事を楽にしてくれる。まだ結論を出すのは時期尚早だけど、きっとうまくいくよ」と、良い関係を築いていることを明かした。

 スペインの名門レアル・マドリードへの移籍の噂が絶えないムバッペはフランスのテレビ局「RMCスポーツ」のインタビューで、「クラブを離れたいと頼んだ。契約延長を望まないと決めた瞬間から、僕はクラブが移籍金を得て、質の高い代わりの選手を獲得できるようにしてほしいと思っていたんだ。多くをもたらしてくれたクラブであり、ここで過ごした4年間、そして今も、ずっと幸せだったからね。僕はクラブが動ける早い段階で自分の意思を伝えていた。全員が手と手を取り合い、納得できるような、良い交渉にしたかった。そして、『もし去ってほしくないなら、僕は残るよ』とも伝えた」と語っていた。

 ムバッペは今季限りで契約満了を迎え、来夏の退団が既定路線となっているが、メッシ加入により気持ちの変化が起こるのか。今後のムベッペの動向から目が離せない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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