浦和対C大阪、ルヴァン杯準決勝第1戦は1-1ドロー 決勝カードは10日に決定

先制ゴールを決めた浦和FWユンカー【写真:Getty Images】
先制ゴールを決めた浦和FWユンカー【写真:Getty Images】

浦和FWユンカーが先制弾、後半にC大阪FW山田寛人が同点ゴール

 国内三大タイトルの一つ、ルヴァン杯の準決勝第1戦で浦和レッズは6日にセレッソ大阪をホームに迎え撃ち、1-1で引き分けた。

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 週末のリーグ戦でヴィッセル神戸に1-5で敗れた浦和のリカルド・ロドリゲス監督は、スタメン7人の変更を決断。GKに鈴木彩艶を起用し、DF西大伍は8月14日のサガン鳥栖戦、DF槙野智章とFWキャスパー・ユンカーは8月29日の湘南ベルマーレ戦以来のスタメン出場。そして、DF山中亮輔は負傷から復帰して7月7日の天皇杯3回戦、SC相模原戦以来で約3か月ぶりの出場になった。

 その浦和は立ち上がりからゲームを支配した。C大阪の間を次々にボールと人が通過していく効果的な攻撃を見せると。前半12分には山中のアーリークロスにユンカーが飛び込んでゴール。ロドリゲス監督の起用に応えた。

 その後も浦和がボールを保持しながら、最後の崩しのところで思い切りや精度を欠いた。C大阪はほとんど攻撃の形を作れなかったが、同39分にはFW加藤陸次樹が槙野をまた抜きでかわしてシュートし、それを鈴木が好セーブする場面もあった。試合は浦和が1-0でリードしたまま前半を終えた。

 後半も立ち上がりは浦和が支配したものの、次第に浦和は前半の良い内容を維持できずに最終ラインから前にボールを運んでいく過程でミスが増え、C大阪が浦和のミスをきっかけにした鋭い攻撃を見せるようになった。後半11分には、加藤とFW山田寛人のヘディングが立て続けにクロスバーを直撃して、ゴールに迫った。

 そして同21分、C大阪は右サイドをMF坂元達裕が縦に抜けると、途中出場の浦和DF明本考浩が切り返しを警戒した追い方になったのを見てそのまま前方へ進出。右足での速いクロスを山田が押し込んで、貴重なアウェーゴールによる同点ゴールを奪った。

 その後は再び浦和が攻撃の圧力を強める展開になったが、最後までゴールを奪えずに1-1で終了。最終決着はC大阪のホームで戦う10日の第2戦に持ち越す形になった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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