アルゼンチン紙がブラジルのコパ終戦を揶揄 21年前の宿敵による“神の手”事件を蒸し返し挑発

95年大会ではブラジル代表も“神の手”を…

 1995年南米選手権の準々決勝ではアルゼンチン対ブラジルの黄金カードが実現し、試合終盤まで2-1でアルゼンチンがリードしていた。しかしFWトゥーリオが左腕を使ったトラップから同点弾を決め、最終的にはPK戦の末にアルゼンチンが敗れる結末となった。そんな許しがたい判定を思い出したのか「ブラジル人も95年のコパ・アメリカで、トゥーリオのゴールで楽しんだ」と過去を蒸し返して挑発した。

 
 まさかのグループリーグ敗退となったブラジルとは対照的に、アルゼンチンは好調をキープしている。エースFWリオネル・メッシが負傷からの復帰初戦となったパナマ戦で、出場わずか26分間でハットトリックを達成するなど決勝トーナメント進出を確定させた。優勝候補の一角だったウルグアイもグループリーグ敗退が決まるなど、ライバルが大苦戦を強いられている状況に、ちょっとした優越感を味わっているのかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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