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ベテラン長谷部を「なぜ長い間…」 ”スタメン帰還”の実力を独称賛「冷静沈着な参謀」
ELアントワープ戦で公式戦6試合ぶりに出場、今季初勝利への貢献度に現地注目
ドイツ1部フランクフルトは、UEFAヨーロッパリーグのグループリーグ第2節アントワープ(ベルギー)戦を1-0でモノにし、今季初勝利を飾った。元日本代表MF長谷部誠は、3バックの中央で公式戦6試合ぶりに出場。スタメンに名を連ね安定した働きぶりを示したことに、現地メディアは賛辞を送っている。
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37歳の長谷部はドルトムントとのブンデスリーガ開幕戦で先発も、チームが2-5と大敗すると、翌節のアウクスブルク戦(0-0)ではベンチスタートとなり、後半35分から10分程度のプレーに。第3節ビーレフェルト戦(1-1)以降は出番がなく、苦しい状況に置かれていた。
オリバー・グラスナー新監督を招聘したチームも、リーグ開幕から未勝利(5分1敗)の14位と低迷。そんななかで迎えたELアントワープ戦で長谷部に公式戦6試合ぶりとなる出番が訪れると、3バックの中央で守備を引き締め、不振に陥っていたチームをキャプテンとしてまとめ上げた。
安定したパフォーマンスにドイツ地元紙「Frankfurter Rundschau」は、試合後の個人採点で長谷部を称賛。「まるで一度も離れたことがなかったかのように慎重で、先見の明があり、気配りができる。3本柱のトップ、冷静沈着な参謀、とにかくキャプテン。また、毒舌で、デュエルに強い。グラスナーは、なぜこんなに長い間、彼なしでいられたのだろう?」と、”スタメン帰還”となった試合での存在感の高さに触れながら綴っている。
チームが3バック→4バックへと変更したことなどが影響し、シーズン序盤戦で不遇を受ける形となった長谷部。今季初勝利へと貢献したパフォーマンスは、今後の処遇へどう影響するだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)