ドルトムント、“怪物”ハーランドの後釜は独代表FW? 高額年俸がネックと海外報道
来夏移籍時にヴェルナー獲得に動くか
ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは、欧州のトップクラブが獲得に強い関心を示している。今夏の移籍市場ではドルトムント残留となったが、契約解除条項が発動する来夏の移籍は確実視されている。米スポーツ専門局「ESPN」は、ドルトムントはハーランドが去った後の準備を進めていると報じている。
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同メディアによれば、ドルトムントは現在4人の選手をハーランドの後釜として考えており、そのなかの1人にチェルシーに所属するドイツ代表FWティモ・ヴェルナーが入ったと伝えた。ドルトムントのスポーツディレクター(SD)を務めるミヒャエル・ツォルク氏は、監督の求めるスタイルに合致するハーランドの代役探しの任務が与えられているという。
ただし、ヴェルナーがドルトムントに加入する際には、現在の高額な年俸がネックになるとされており、「チェルシーのストライカーは年俸2000万ユーロ(約26億円)と言われており、ジグナル・イドゥナ・パルクに移籍する場合は給料のカットが不可欠となる」と、現在の年俸が保証されないと伝えた。
また、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの去就次第では、バイエルンもヴェルナー獲得に動くとされている。RBライプツィヒでは2019-20シーズンにブンデスリーガで34試合出場28得点と高い決定力を示したヴェルナーだったが、昨季のプレミアリーグでは35試合6ゴールと振るわず。今シーズンは、チームに復帰したベルギー代表FWロメル・ルカクのサブという立場に落ち着きつつある。
7500万ユーロ(約97億円)に設定されていると報じられているハーランドの契約解除条項だが、その一部がヴェルナー獲得に使われることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)