本田圭佑、リトアニア移籍に海外メディア驚き 「素晴らしい契約は提示していない」

リトアニア1部スドゥバへ移籍を発表した本田圭佑【写真:Getty Images】
リトアニア1部スドゥバへ移籍を発表した本田圭佑【写真:Getty Images】

リトアニア1部スドゥバへの移籍を発表、海外8か国目のキャリアに海外注目

 元日本代表の本田圭佑は14日、自身の公式YouTubeチャンネルなどで、リトアニア1部スドゥバへ移籍することを発表した。海外で8か国目となる選手キャリアをスタートさせることに対し、本田は「自分なりの世界一を目指さないといけない」と意気込みを語ったなか、海外メディアはこの一報を「驚きのニュース」「ホンダは立ち止まらない」などと伝えている。

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 現在35歳の本田は、2005年に名古屋グランパスでプロデビュー。その3年後、初の海外挑戦となるVVVフェンロ(オランダ)への移籍を果たすと、そこからCSKAモスクワ(ロシア)、ACミラン(イタリア)、パチューカ(メキシコ)、メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)、フィテッセ(オランダ)、ボタフォゴ(ブラジル)、ネフチ・バクー(アゼルバイジャン)と、海外クラブを渡り歩いてきた。

 今年3月に加入したネフチでは背番号「4」を付け、リーグ戦7試合2ゴールをマークしたものの、契約満了で6月にチームを退団。その後、フリーの状態が続いていたなか、14日に生配信された自身の公式YouTubeチャンネルと音声メディア「NowVoice」の中でリトアニア1部スドゥバへの移籍を発表。公式YouTubeチャンネルでは、クラブと正式契約を交わす様子が映され、背番号「3」のユニフォームを掲げた姿もお披露目された。

 今回の移籍決定に対して、本田は生配信の中で「選手として一番を取りたい」と話し、2018年のブラジル・ワールドカップでグループリーグ敗退に終わったことや今夏の東京五輪の代表メンバーに選ばれなかったことを引き合いに「思うような結果が出せなかった」ことがさらなる挑戦への後押しになったと説明。「何となく続けるんじゃなくて、自分なりの世界一を目指したい」と、意気込んだ。

 本田にとって海外で8か国目となる選手キャリアの挑戦に、海外メディアも続々と反応。ポーランドメディア「weszlo.com」は「驚きのニュース」と指摘し「35歳という年齢もあり、スドゥバは彼に素晴らしい契約は提示していない。だが、この移籍は大きな驚きとして扱われるべきだ」と綴れば、ベルギーメディア「Voetbalkrant」では「ケイスケ・ホンダは立ち止まらず、新しいクラブを見つけた」と報道。35歳ながらも海外クラブを転々とする本田の姿は、海外でも驚きを持って伝えられていた。

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