ロナウド、ボール直撃の女性警備員に”粋な計らい”で反響 「とても素敵」「紳士」
試合前にボールをぶつけてしまった女性警備員にユニフォームをプレゼント
マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間14日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節ヤングボーイズ(スイス)戦でCL最多タイの177試合出場を達成した。通算135得点目を決めた一戦で、試合前の女性警備員にシュートを当ててしまう“アクシデント”に見舞われたが、試合後にユニフォームをプレゼントする粋な計らいを見せたという。
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ロナウドは前半13分、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスのクロスに反応してゴール前に走り込んでダイレクトシュート。ボールは相手GKの脇に当たりながらもすり抜け、先制ゴールを挙げた。このゴールでロナウドはCL通算135ゴール目。データ分析会社「オプタ」によれば、ヤングボーイズがCLで得点を挙げた対戦相手36チーム目になったという。
先制したユナイテッドだったが、前半35分、競り合いに飛び込んだイングランド人DFワン=ビサカが一発退場。後半21分に同点に追いつかれると、同アディショナルタイムにはイングランド代表MFジェシー・リンガードのバックパスをかっさらわれて逆転を許し、1-2で敗れた。
一方で、試合前にロナウドはアクシデントに見舞われていた。シュート練習で意図せず女性警備員にボールをぶつけてしまい、強烈な一撃に女性は倒れ込んでしまった。ほかの警備員も駆け寄り、ユナイテッドの医療スタッフの治療を受けるほどの事態に、ロナウドはフェンスを乗り越えて近づき、心配そうに謝罪の言葉をかけたという。
試合後、ロナウドは自身のユニフォームを女性警備員にプレゼント。女性が「7番」のユニフォームを手に笑顔を浮かべる写真がツイッター上でアップされ、「偉大な紳士」「とても素敵だが、痛かっただろう」「ボールを当ててほしい」「時にボールにぶつかるのもいいもんだ」といった声が上がっていた。