ノリッジ戦で右SBとして先発デビュー、豪快ボレーで決定機も迎える

　アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、11日に行われたプレミアリーグ第4節ノリッジ戦（1-0）に右サイドバック（SB）として先発出場し、63分間のプレーで持ち味を発揮し、上々のデビューを飾った。果敢なオーバーラップを見せるなど印象的なプレーを見せており、「DAZN」公式YouTubeチャンネルは好プレーを見せた場面などを2分23秒に収録した動画を公開。ファンから「空中戦別格」「ユーティリティ性すごすぎる」など期待の声が上がっている。

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　日本代表から合流し、チームトレーニングを行ったのは1日半のみという強行スケジュールのなかで、冨安は早速スタメンデビューを飾った。試合開始早々から前線までオーバーラップするなど積極的な姿勢を示し、前半5分には左足でシュートを狙うと、2分後には右サイドのスペースへ抜け出し、鋭い切り返しから左足でクロスを送った。

　そしてハイライトと言えるのが前半終了間際の同45分、左サイドからのボールがこぼれたところを、ゴール前まで走り込みジャンピングボレー。シュートはゴールのわずか上に外れたが、得点の可能性を感じさせるシーンだった。守備面でも高さを生かして空中戦の強さを発揮。堂々としたプレーぶりで、英メディアからも高い評価を得た。

　そんなデビュー戦での好プレーを、DAZN公式YouTubeチャンネルが2分23秒の映像に収録し公開。コメント欄にはファンから「デビュー戦でこれはすごい」「体格、サッカーセンスともにポテンシャルが本当に高い」「ユーティリティ性すごすぎる」「空中戦別格だった」「初戦から輝きすぎ」など、堂々としたプレーへの驚きや称賛の声が寄せられた。

　次節は18日の敵地バーンリー戦。名門アーセナルの守備陣にこのまま定着できるのか、冨安の動向に多くの日本人ファンが熱い視線を送っている。