「上手すぎ」 久保建英、華麗タッチの瞬殺“ループ突破”に反響「やっぱ半端じゃねぇ」

マジョルカMF久保建英【写真:Getty Images】
マジョルカMF久保建英【写真:Getty Images】

ビルバオに0-2敗戦、3戦連続で先発し序盤に美技を披露

 マジョルカの日本代表MF久保建英は現地時間11日、リーガ・エスパニョーラ第4節アスレティック・ビルバオ戦(0-2)に先発出場し、後半32分までプレーした。チームは今季初黒星を喫したものの、久保は巧みなパス捌きで攻撃の組み立てに関与。また試合開始直後には華麗なボールタッチで相手を抜き去っており、「DAZN」公式ツイッターが動画を公開するとファンから「上手すぎ」「交わした後のワンタッチパスが至福」など称賛の声が上がっている。

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 今季1部復帰を果たしたマジョルカは、ベティスとの開幕戦を1-1で引き分けると、その後は2連勝(第2節アラベス戦/1-0、第3節エスパニョール戦/1-0)。3戦負けなしの好スタートを切ったなか、久保はベティス戦で途中出場し、アラベス戦、エスパニョール戦と続けてスタメン出場を飾っていた。そして国際Aマッチウィーク明けとなった今節ビルバオ戦でも、3試合連続で先発に名を連ねた。

 4-2-3-1のトップ下で先発した久保は、立ち上がりから押し込まれる展開となったなかで、守備に奔走。敵陣ゴール前でのプレーが限られた。一方で、自陣後方から的確にパスを捌く姿も散見され、前半25分には敵陣中央のスペースで味方からパスを受けた流れで、左サイドへ走り込んだDFブライアン・オリバンへスルーパスを供給。オリバンのクロスはチャンスにはつながらなかったものの、攻撃の組み立てに関与していた。

 0-2で敗れ、久保にとっても消化不良の一戦となったが、ゲーム序盤には美技を披露している。前半3分、自陣右サイドのペナルティーエリア外にいた久保のもとに、味方がクリアしたボールが飛んできた。難しいバウンドだったが、久保は正確にトラップ。ボールが空中に浮いているところを狙い、目の前から相手が飛び込んでくる動きも素早く察知すると、2タッチ目で相手の頭越しにボールを通して突破。さらに落下したところもワンタッチで、右サイドのタッチライン際を駆け上がる味方へ左足でスルーパスを通した。

 この流れるような美技を、「DAZN」公式ツイッターは「#久保建英 華麗なタッチ 代表帰りながらもスタメン出場で奮闘」と綴り動画を公開。ファンからは「上手すぎ」「代表ウィーク明けでこのクオリティか…やっぱ半端じゃねぇな…」「相手1人抜くのもすごいけど、そのままワンタッチで正確にパス出せるのがやばすぎる」「子供達や小柄な選手やアジア人に希望を与える存在」「個人的に交わした後のワンタッチパスが至福」など称賛の声が上がっている。

 チームは敗れたものの、久保自身は好調を維持。19日に行われる次節ビジャレアル戦での、ゴールに絡むプレーに期待だ。

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