「絶対にその壁にいたくない…」 北アイルランドFW、人形“粉砕”のFK練習に英注目

北アイルランド代表のカイル・ラファーティ【写真:Getty Images】
北アイルランド代表のカイル・ラファーティ【写真:Getty Images】

FWラファーティがFK練習で珍事、強烈なシュートでダミー人形を破壊し話題

 北アイルランド代表は現地時間5日、アウェーでエストニアとの国際親善試合を戦い、1-0で勝利した。カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選の合間に行われた一戦となったが、試合に向けたFK練習で起きたあるハプニングが話題に。英メディアも「絶対にその壁にいたくない…」と注目している。

 カタールW杯欧州予選のグループCに属する北アイルランドは、2日に敵地で行われたリトアニア戦に4-1と快勝。8日に本拠地で開催されるスイス戦に向けて、予選がなかった5日にエストニアとのフレンドリーマッチに臨んだ。試合はMFシェーン・ファーガソンのゴールで1-0と勝利したが、話題を呼んでいるのがその試合に向けた練習中にFWカイル・ラファーティが起こしたハプニングの瞬間だ。

 試合に向けて数人のチームメートとともに、FK練習をしていた場面。ラファーティはボールをセットすると、助走から思いきり右足を振り抜く。強烈なシュートは高さが足りず、壁役としてピッチに立てられた3体のダミーのうち、ゴールから見て一番左のものに直撃。人間で言うところの喉元付近を強烈に射抜くと、ダミーは粉々になってピッチに倒れた。これを見た同僚が爆笑するなか、ラファーティ自身も“どうしよう”といった様子で目を泳がせ苦笑いを浮かべていた。

 このシーンに英衛星放送「スカイ・スポーツ」公式インスタグラムが注目。「絶対にその壁にいたくない…カイル・ラファーティがフリーキックの練習でマネキンを完全に粉砕した!」と、冷や汗の絵文字とともに記している。

 キック精度を欠いたことで起きたハプニングとはいえ、ラファーティが破壊力抜群のシュートを備えていることも証明。勝ち点3差で追う2位スイスとの一戦で、その威力を発揮するのか注目だ。

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