C・ロナウド復帰のマンU、来夏は神童ハーランド獲得が「最優先」と海外報道
今夏はドルトムントの放出拒否に遭うも、来夏のライバルクラブとの争奪戦にも自信
マンチェスター・ユナイテッドは今夏にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを電撃的に補強したが、来夏には引き続きドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド獲得のプランを遂行しようと考えているという。米スポーツ専門局「ESPN」は、「マンチェスター・ユナイテッドは来シーズン、ドルトムントのハーランドを最優先にする」と報じている。
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人気銘柄のハーランドにはマンチェスター・シティやパリ・サンジェルマン、レアル・マドリードなど多くのメガクラブが関心を示しているが、ユナイテッドも獲得を狙っているクラブの一つだ。
ドルトムントは今夏中の放出を頑なに拒んだが、ハーランドの契約には今季終了後に7500万ユーロ(約98億円)で移籍できる放出条項が設定されているため、来夏の争奪戦はさらに過熱すると見られている。
ユナイテッドは今夏の移籍市場終盤にユベントスからロナウドを電撃補強。レポートによれば、これは当初の移籍予算の範囲外の補強だったという。ユベントスからの退団を望んでいたロナウドにマンチェスター・シティ移籍の噂が持ち上がったが、レジェンドの宿敵への移籍はユナイテッドにとって決して看過できない事態であり、ボーナス込みで移籍金総額2300万ユーロ(約30億円)という予定外の出費も厭わなかった。
ロナウドの年俸のことも考えれば決して安い買い物ではなかったはずだが、それでも長期的なターゲットであるハーランド獲得プランに影響はないと記事では指摘されている。ノルウェーのモルデ時代にハーランドをトップデビューさせたオレ・グンナー・スールシャール監督とハーランドの代理人は今も連絡を取り続けており、関係は良好。ライバルクラブとの争奪戦に勝つだけのリソースも十分残っていると自信を持っているという。
意中のターゲットだったイングランド代表MFジェイドン・サンチョの獲得を1年遅れで実現させたユナイテッド。来夏には同じようにハーランドの獲得にも漕ぎ着けることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)