中国は「日本にとって危険」 闘莉王、W杯最終予選へ警鐘…B組の顔ぶれは「最悪」

元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏【写真:荒川祐史】
元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏【写真:荒川祐史】

「監督を途中で代えるのは自分たちのプランニングが間違っているという証明」

 2006年にイビチャ・オシム監督によってA代表に初招集された闘莉王は、その後就任した岡田武史監督の下で南アフリカW杯出場を目指して、今回と同じ宿敵オーストラリアとも対戦した。本大会では最終ラインを統率し、ベスト16入りに貢献。だが、チームの立ち上げから本大会に向けて戦ううえで難しさがあったという。

「監督が代わったじゃないですか。それがちょっと難しかったですね。もちろん、あの時は病気による退任でしたが、オシムさんのやり方と岡田さんのやり方は全然違った。途中でもう1回(やり方を)変えるという難しさがありましたね。だからこそ、(森保監督で臨むことは)絶対ですよ。途中で(監督を)代えるのは、自分たちのプランニングが間違っているという証明ですからね」

 本大会まで森保監督とともに戦い抜くことが“絶対”だと提言した闘莉王氏。突破に必要なことはまず「ホーム全勝」と断言した。

「ホームでは予想外のことは起きない。これは間違いない。全勝しないと、今回の組み合わせは厳しくなると思います。今まで何回か引き分けか負けも許されてきたけど、今回は引き分けも許されないくらいの組み合わせになりましたね。今まで日本は形として突っ走って行くと強いんですよ。逆に追いかける立場になると、そこまで力を発揮する感じがしない。自分たちで追いかけなきゃいけなくなると、慣れていないので、難しくなる」

 ロシアW杯では悲願のベスト8まであと一歩届かなかった。次なる世界の舞台へ――。日本代表はアジア最終予選の舞台で、どんな戦いを見せるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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